活動報告

西本願寺医師の会としておこなわれる会合、後援、法要参拝などの様子を報告。今後、随時更新していきます。

看護師・介護職のための仏教講座

2019年12月1日、「看護師・介護職のための仏教講座」を本願寺津村別院(大阪市中央区)にて開催いたしました。生死の問題と向き合い、日々ケアにあたられている看護師・介護職など、医業従事者、約120名の方にご参加いただきました。仏教講座では、西本願寺医師の会世話人の月江教昭・那珂川病院緩和ケア部長(福岡市博多区・真教寺衆徒)より、「苦しみとは何か」と題し、仏教の基礎的な苦の捉え方「四苦八苦」をわかりやすく解説いただきました。出口湛龍・ビハーラ総合施設理事長(大阪府岸和田市・稱名寺住職)からは、「苦しみからの解放」と題し、「阿弥陀さまの願いに気づくことで生き方が変わるのでは」と、ご法話をいただきました。また、浄土真宗本願寺派が運営母体の緩和ケア施設・あそかビハーラ病院の大嶋健三郎院長には、患者さんの思いを尊重し、寄り添いながら緩和ケアを行っているあそかビハーラ病院での経験談をお話いただきました。参加された京都市下京区の病院に勤務する看護師の女性は、「勤務する病院に緩和ケア科ができるので勉強のためにと参加した。あそかビハーラ病院を紹介し、転院した患者さんのご家族から『おかげさまでいい最期だった』とケアのすばらしさを聞いていたが、患者さんの話を聞く姿勢や仏教のお話は、正直感銘を受けた」と話されました。今後も西本願寺医師の会では、同様の講座を開催してまいります。 

参加者の職業

n=86 (複数回答)

参加したきっかけ

全 体 n=91

看護師 n=46 (複数回答)

後 援

肺がんについて考える会

「肺がんについて考える会」は、西本願寺医師の会会員である、髙山浩一医師が主催となり、京都府立医科大学附属病院にて定期的に開催されているものでありますが肺がんの啓発活動をさらにすすめるため、聞法会館において定期的に同会を開催。

過去の開催一覧

肺がんについて考える会

「肺がんについて考える会」の様子

~西本願寺あそか診療所レクチャー~健康な体と心を考える会

「健康な体と心を考える会」は、日々の健康相談(体)や病からくる死(こころ)に対して、地域の方と一緒に考えながら、病気や治療について疑問を持っていることを気軽に何でも質問できる会です。全11回開催。※現在休止中

「健康な体と心を考える会」の様子

「健康な体と心を考える会」の様子